CPANPLUS のインストール

Catalyst でもインストールしますかね,と cpan shell からやってたら,CPANPLUS インストールする?と聞かれました。なんだそれは,と思ったので Catalyst のインストールを中断し,CPANPLUS について調べてみました。
cpan shell に対するメリットとしては(いくつかは cpan shell でもできるのかもしれないけど)

  • 一般ユーザでモジュールをインストールできる(sudo 経由)
  • u コマンドでモジュールのアンインストールができる
  • o コマンドで up-to-date じゃないモジュールを列挙できる
  • b コマンドでインストールされたモジュール群を Bundle ファイルとして構築できる
  • s conf prereqs 1 コマンドで暫定的に依存モジュールを自動インストールできる(最初に設定しておくこともできます)

あたりでしょうか。o コマンドが個人的にツボでした。今までは perldoc perllocal を使って one liner でやっていたんで。

インストールその他については,unknownplace.org さんの記事が詳しいです。が,もともと cpan shell を root 権限で実行していたのでいくつか違う方法でインストールしました。

  1. root 権限にて cpan shell で install Bundle::CPANPLUS(例によってたくさんの依存モジュールが必要となります)
  2. 質問には適当に答えておく(今後 root であんまり使わないので)
  3. 一般ユーザ権限でログイン
  4. export PERL5_CPANPLUS_CONFIG=${HOME}/.cpanplus/config する。shell rc にも書いておく
  5. mkdir ~/.cpanplus
  6. cpanp で起動
  7. s reconfigure で自分用に再設定
    1. 最初のほうで設定ファイルの場所を↑で設定したように個人ファイルとして入力
    2. 「Would you like to keep your current hosts? [Y/n]」は「n」でミラーサイトを指定(cpan shell の設定は引き継いでくれないから)
    3. 「Should I be verbose? [y/N]」は,author tree や module tree の構築に時間がかかるので,慣れないうちは「y」にしたほうがよいでしょう

以上で快適な CPANPLUS ライフが始まります。


ちなみに Catalyst は,Bundle::Catalyst というバンドルがなくなっていて,Task::Catalyst でインストールするのが今風らしいです*1。何そのネームスペース,みたいな。

*1:私はいろいろつっこまれるのがイヤなので Catalyst 単体をインストールしました