Wink 2.0 って出てたのね

Wink 2.0 が出ていたんですね。って 4 月頃の話ですかそうですか。

  • 日本語だと画像の挿入等がうまくいかないので悲しいかな英語で使う(Known Bug)。
  • 任意のフレームを無効化できる。どこで設定するの?フレームのプロパティペインのリスト内部にある「Frame」ってとこのチェックをはずす。サムネイルで左上に赤バッテンが出れば無効化されている。
  • プロジェクトプロパティの背景がうまく適用されない→これなんのための機能でしょうね。キャプチャ画像を使わないのであれば,上記で指定した「Frame」のポジションを 0 x 0 から画面サイズまでずらしてやると出てきます。ただしカーソルもひっついて画面外にいってしまうんで,適宜移動すること。
  • いちいち一フレームごとに待機時間設定するの面倒くさい→サムネイルで複数画面選択して待機時間を入力すると,選択したフレーム全部にそれが適用される。って 1.5 からの機能でした。

リンク先ボタンが3つ以上指定できるようになったり画像を挿入できるようになったり,吹き出しテキストとは違うテキストなしのシェイプが使えるようになったり URL リンクができるようになったり,なので 2.0 は相当良くなっています。

昔なつかしのゲームブックWink で作るというのも一興かもしれません。

EFS(暗号化ファイルシステム)の鍵は証明書ストアに保存される

今日は転職した先輩が久しぶりに遊びにきました。開口一番

先輩「EFS の鍵をなくしちゃったんだけどさぁ〜,なんとか復号する方法ない?」

と聞かれました。zip とか Office とかの暗号化ならまだしも破れると思いますけど,そもそも鍵をなくしたってどういうことですか?

先「SSL のテストで自己証明書を大量に登録しててさぁ〜ばっさり消したときに一緒に消しちゃったんだよね」
私「え,あの『インターネットオプション』にある証明書ストアに鍵があるんですか?」
先「そうなんだよ〜試してみなよ」

EFS なんてほとんど使ったことがないので,改めて確かめてみることに。でもそもそも証明書ストアに個人証明書なんて一個も入っていません。

先「とにかく試してみ」

適当なファイルを右クリック→暗号化,を選びます。パスワードを聞かれるわけでもなく,ファイル名が緑色になりました。そこであらためてインターネットオプションをみてみると…「発行先: dayflower,発行者: dayflower」なる証明書が!

私「たしかに見た目的に自己証明書とまぎらわしいですねぇ」
先「だろ〜。なんとかならない〜?」

文字入力で鍵を要求されなかったこと,安全性と簡便性を考えると SSH の公開鍵認証みたいな感じでやっているんだろうなぁと想像がつきます。おそらくファイルごとに共通鍵を生成しファイル自体はそれで暗号化,共通鍵自体を公開鍵で暗号化してファイル添付,と。だとすると秘密鍵をなくした時点で(共通鍵がよっぽど弱い物でなければ)復号はほぼ不可能でしょう。

先「やっぱそうだよね。dayflower に頼った俺が間違ってた。」
私「ΣΣ( ̄◇ ̄;)」

先輩が帰ってから調べてみたら,ページ『http://www.cybernetic-survival.net/efs.htm』がありました。暗号化方式はだいたい想像通り,そして運よく「回復エージェント」によって署名された共通鍵が付着していれば復号できるかもしれません。はてさて先輩のメールアドレスどこやったかなぁ…

追記

Windowsにおける物理アクセス対策 − EFSとSYSKEY』にはグラフィカルな模式図があってわかりやすいです。

リモートマシンのディスクへのコピーには注意

というところは盲点かも。