VMWare Server のホスト OS としての Fedora core 5

Fedora core 5 に VMWare Server をインストールした場合,管理コンソール用ポートとして,902 は埋まっていて使えないよ,と言われます。ですが,これまで 902 で使っていたんで 902 にしたい場合のお話です。
まず,なぜ埋まっていると報告されるかについてですが,/etc/services のポート 902 の項に先客(ideafarm-chat)がいるからなんですね。core 4 まではなかったんですが,core 5 になって /etc/services の内容が急増した気がします。
ということで,対策ですが,

  1. /etc/services から ideafarm-char 902/tcp をはずした後,vmware-config.pl を実行する。
  2. vmware-config.pl で強制的に 902 を指定する。その後,/etc/xinetd.d/vmware-authd の内容(中括弧の中)に,「type = UNLISTED」という文言を加えて,service xinetd restart する。

のいずれかの方略をとることで,902 番ポートとして設定できます。
ただし,2番の方法では,カーネルがアップデートしたとき等に vmware-config.pl を実行すると,再び /etc/xinetd.d/vmware-authd の内容をいじる必要がでてきますのでご注意下さい。これがいやなら vmware-config.pl の中を変更しなくてはいけません。