Fedora core 5 をクライアント OS としてインストールしてみた

最近は Fedora core 5 はずっとサーバとしてしか利用していなかった(極力インストールベースを小さくしていた)んですが,久しぶりにクライアントマシン(ノート PC)にインストールしてみました。
このノート PC は CD がついていないんですが core 4 をインストールしてあったので,

  1. swapoff する。/etc/fstab も書き換え。
  2. swap パーティションに bootimg.bin を dd で書き込む。パーティションタイプは念のために FAT32 にする。
  3. grub を適切に設定してインストーラを立ち上げ,ネットワークインストールする。

という手順をふんでクリーンインストールしました。

で,雑感ですが,

  • ネットワークインストールで HTTP で外部サーバ(DTI さんとか)を指定すると,混んでいたりすると途中で例外が発生してインストールが完了できない。
    • このへん,虚弱だと思う。リトライするとかエラーをわかりやすくするとかしてほしい。
    • とりあえず,それほど混んでいない時間帯に FTP でインストールするとうまくいった。
  • やっぱり(少なくとも)日本語でインストールすると SYSFONT が none になってしまっている。
  • やっぱり grub なりブート中なり GNOME のログイン中なりの画面がかっこわるくなったと思う。
  • でも gdm のログインはデフォルトがちょっとかっこいいかも。
    • なんかテーマとして選んで文言だけ修正したり,カスタマイズ性があがった。
  • デフォルトで太字が太字として表示されるようになった。
    • デフォルトでできてるのはうれしい。
    • ほんとは太字用のフォントを用意して fontconfig の設定をして,太字は別フォントで表示できるようにしたいけど,うまくいったためしがない(;>_<;)
    • sazanami フォントが不満だったので,IPA モナーフォントをいれて,/etc/fonts あたりをごにょごにょした。
    • そうそう,/etc/fonts/conf.d なるフォルダができていて,ローカルな設定を書きやすくなった。
  • デフォルトでサスペンドやハイバネが GNOME メニューにでてくるようになった。
    • でもちゃんと動かなかった(;>_<;)

という感じです。着々と進化していてうれしいです。
特にフォントまわりは,Windows 系よりハンドリングの(精度はともかく)仕組みがいいので XP でフォントリンクして無理矢理がんばるより,MacOS X 的なデスクトップに近づいてるかも。