beryl で Super キーが効かない件 on FC6
compiz だと Super キー(Windows キー)が効くのに,beryl だと Super が効かなくて困ってました。
システム→設定→キーボード,でキーボードの設定を開き,「Alt/Win key behavior」を,「デフォルト」から「Super is mapped on the Win-keys (default)」に変えたら効くようになりました。
Ubuntu の掲示板に助けられました。やっぱこの辺は Ubuntu が強いですね。
でもやっぱり beryl は重いっす。compiz と雲泥の差があるので,人様に見せびらかすときしか使いません。beryl が快適に使える環境ってどんなのでしょう。設定でマシになったりするのかな。
2007/05/25 追記
2007年05月25日 shag shag beryl 僕は lets note cf-r3 でも beryl は快適に動く。Ubuntu Feisty だけど
はてなブックマーク - shagのブックマーク / 2007年5月25日
Let's note R3 って Pentium M (Dothan) ですよね。私の環境は Pentium 4 2.8GHz + GeForce 6600 LE なので,負けてるとは思えない(というかやや勝ってる)と思うんですが,なんでだろう……と思っていろいろ beryl の設定をみてみると……
おお,わかりました。「Beryl Settings Manager」の「General Options」の「メイン」タブに「VBlank に同期」という項目があり,そこが(Fedora core 6 の rpm だと)デフォルトで on になってました。ひょっとすると Ubuntu だとそこがもともと off なのかも。
ということで,そこのチェックをはずすと,びっくりするほど軽くなりました。compiz と変わらないくらいの軽快さ。念のため wobbly(視覚効果→ゆらめくウィンドウ)の抵抗/ばね係数を compiz に近く 3.0 / 8.0 に修正,格子の粒度をデフォルトの 48 から compiz と同じ 8 に変更したら,ウィンドウをドラッグしてもそれほどいらいらしなくなりました。
視覚効果の設定は今後チューンするとして,垂直同期でここまで変わるとは思いませんでした。id:shag さんに感謝。
2007/05/28 追記
http://d.hatena.ne.jp/dayflower/20070523/1179999256
に compiz より重いと書いてあるけど、体感的に compiz より重いと感じたことはないなあ。もしかして Xgl 使ってるのかな?僕は Gnome のセッションに beryl-manager 追加してるだけだけど。デスクトップキューブを透明にしたりするとある程度のグラフィックカードは必要かも。
とここまで書いて、id:dayflower さんのエントリ見たら追記してあるのでこっちも追記しておくか。cf-r3 の設定を見てみたけど、VBlank に同期は on ですね。
...... (中略) ......
compiz から beryl に移行した人は Xgl のまま beryl 使う場合があるので Xgl いまだに使っているに一票ですが、どうなのかなあ。bery の設定はいまだよくわからないことが多い。
beryl on Ubuntu Feisty Fawn メモ - shag の日記
ツッコミありがとうございます。
私の環境は,
- Fedora core 6
- GeForce 6600 LE
- X.org 7.1.1 + NVIDIA Driver 1.0-9975
なので,Xgl じゃなくてデフォルトで AIGLX だと思います。なおかつ NVIDIA のプロプラドライバ+AddARGBGLXVisuals なので AIGLX というのも当てはまらないかも(このへん不勉強なのでよくわからないです。いちおう参照→【AIGLX - Wikipedia】)。
Beryl Manager の高度なオプションという項目で,「描画プラットフォーム」は念のため「自動」ではなく「Nvidia を強制」を選択してあります。「描画」は「自動」のままです。
id:shag さんは VBlank に同期は on とのことで,さらに別のオプションをためしてみました。
- 「リフレッシュレートを検出」on && 「VBlank に同期」on だとウィンドウのドラッグでの「ゆらめくウィンドウ」がカクカクする
- いずれかのオプションが off だとスムースに動く
ということがわかりました。私の環境だとリフレッシュレートの検出がうまくいってないのかな?なので,いまは
- 「リフレッシュレートを検出」を off
- リフレッシュレートを 60 Hz に指定(液晶なもんで)
- 「VBlank に同期」を on
という組み合わせにしました。これで快適に動いてます。
と一瞬していましたが,ウィンドウの Minimize / Restore の際のジニーイフェクトが今ひとつひっかかる感じなのでやっぱり「VBlank に同期」も off にしました。これでほんの心持ちジニーもスムースになるような(そこまでしてジニーにするなという気もします)。