LGA 775 は魔物だと思う
110/Gd の Celeron D を載せ替えるべく Core 2 Quad Q6600 を買ってきました*1。
まずは現在の CPU クーラーをはずさなくてはいけないんですが……これに苦労しました。実は新しく買ってきた Core 2 に取り付け方・取り外し方が入ってます。図だけ。
そんなもの捨ててしまった人には,英語でよければ⇒パートナーおよびリセラー向けインテル® テクノロジー・プロバイダー・プログラム
実は動画もあります⇒パートナーおよびリセラー向けインテル® テクノロジー・プロバイダー・プログラム。今これ書きながら発見しました。ややうけです。
ということで,私のとった手順。
- グリスを溶かすため,あらかじめしばらく運転しておく
- 電源を切ってあらゆるケーブルをはずし放電した上で分解をはじめる
- クーラーのまわりの回すマークのついたパーツを90度矢印の方向に回す
- それぞれのパーツがぐらぐらするので上にひっぱる
- パーツの白の部分と黒の部分がすこし離れ(伸び)ます
- 実はこれだけじゃ不十分で,上にひっぱるとパーツがとても小さな音で「パチッ」といいます。たぶん。
- 充分にアンロックされていれば,クーラーをちょっとやさしくぐりぐりして持ち上げると,クーラーがはずれる
- クーラーとCPUにグリスがへばりついているのでとる。
- そんなに油性が強くないらしくティッシュごときでそこそこ綺麗におちました
- 回すマークのついたパーツを90度矢印と反対方向に回す(重要)
- 白の部分と黒の部分が伸びたままロックされます
- ソケットのレバーをもちあげる
- CPU のカバーをもちあげる
- 旧 CPU を取り外す
- 新 CPU をのせる
- カバーをのせる
- 力任せにレバーを閉じる
- ここでやや「バキッ」と大きめの音がしてビビりました。本当にこれでいいんでしょうか。識者の見解求む
- クーラーに新しくグリスを塗る
- 面倒くさがりなので熱伝導性フェイズチェンジシートとかいうのを使いました。リテールクーラーの底についてるのと材質が似ている気がします。
- だいたい見当を付けてクーラーをのせる
- うまくいっていれば四つ足がだいたいはまる
- 回すマークのついたパーツを押し込む
- やはり控えめな音で「パチッ」といいます。たぶん。
当初 4, 7 のあたりをちゃんとやってなかったんでうまくいきませんでした。
どうやらクーラーも脱落しませんし,CPU の温度もそこそこ定常状態なのでそれなりにうまくいったみたいです。
正直寿命が縮みました。魔物です。LGA 775。
これ会社の分もやらなくちゃいけないんですか。また寿命が縮む。
2007/10/15 追記
会社の分も届いたのでこれを見ながらやりました。
CPU もバキッといわなかったし全然スムーズにできました。
*1:だってこれ異様にコストパフォーマンス高いんですもん