ESXi 環境私的考察
VMware ESXi で各種ディスクのベンチマークをとってみた - daily dayflower の動機とか思索とかメモメモ。
- iSCSI や NFS によってディスクを外在化させれば,DRBD や LVM を活用して堅牢な VM image store とすることができる
- VM の手動マイグレーションを行うには,事実上 VM を構築するディスクを外在化させる必要がある
- iSCSI data store では local disk と大差ない,つまり(似非)オンラインマイグレーションできない*1
- iSCSI raw LUN mapping にすれば一応マイグレーション可能
- ただしどこかに Configuration File や Working Location を配置する必要がある
- という点を含め,実際にマイグレーションを行うのは面倒
- NFS data store は一番簡単にマイグレーションを行うことができる
- バックアップ等もストレージサーバでカジュアルに行うことができる
- ただし NFS は iSCSI に比べより上位の実装なので,
- VMM と ストレージサーバ双方にやや負荷がかかる
- パフォーマンスも落ちる,ことが考えられる
- しかもいまどき NFS はいまいち流行らない気もする(というかなぜかネガティブな印象をもっている)
- NFS data store が iSCSI raw LUN mapping に比べて遜色ない性能だといいな ←命題
- 実運用上は NFS data store は iSCSI raw LUN mapping と同等 ←結果
- あとは安定性について要検証
*1:安価にバックアップ可能という意味では利用価値はありますけど。